初心者の方をを対象とした一泊二日のテニス合宿 兼 お泊まり教室です。

お泊まりが初めての方、２泊3日の練習を乗り切る体力があるか不安な方、さまざまな方にとってご参加しやすい合宿にします。

初めてお泊まりをされる方もサポートいたします。

テニス経験者・試合出場者の方々は7月・8月の合宿ご参加をお勧めします。

テニス歴1ヶ月・合宿当日に初めてテニスをご経験される方もご参加可能です。

①テニス選手への第一歩として、ルールや進行を理解し自立したマインドを培う

数年テニスを習っているが、ルールが詳しく分からない、1人で試合進行をすることができない方はぜひご参加ください。

二日間で実技やゲームを通して楽しくテニスの試合を学びましょう！ 

②集団生活を通して社会性を学ぶ。仲間や宿舎の方に対して挨拶や感謝の言葉を伝えることができるようになる。

 自分の身支度だけでなく、時には誰かと支え合ったり、ケンカもしながら一泊二日を体験しましょう。

保護者の方と初めて離れてお泊まりされる方も安心してご参加いただけるよう、行程ごとにスタッフがサポートいたします。

また、宿舎の方と挨拶をする、サポートしてくれたお友達に感謝の気持ちをしっかりと伝えるなど、コミュニケーションもしっかり取れるようお声がけいたします。

一回50分〜75分のレッスンでは、球出し練習や、コーチ主導のポイント練習が多く、子供達が主体的にコールをしたり、カウントを数えたりすることは時間制約上あまりありません。

しかし、テニスのジュニアの試合では基本的にセルフジャッジですので、コートに立つと一人で試合を進めなければなりません。

最近はビギナーズマッチも増えてきましたが、それでもコールやカウントの練習のせずに試合に出ることはほぼ不可能なのが現状であり、例えば中学校高校で部活動で出場する際も、試合デビュー戦であろうとセルフジャッジが求められます。

なので、今は習い事の一つとして楽しみたい、運動をしたいを理由にお越しになっていらっしゃる方でも、中学高校で本格的に頑張りたい！と思った時に、既にテニスのルールを知ってるかどうかで最初のスタートダッシュも大きく異なります。

また、指導の経験上、試合をお一人で進行できるようになると、その後のスキルの上達スピードだけでなく、人としての成熟度もとても高くなると感じております。

テニスの競技特性としては、個人競技である以上、一人でそのコートに起きることに責任を持つことになりますので、時には相手と揉めたり、審判を呼んで自分の意見を主張する場面もあります。もちろんその時には保護者だけでなくコーチも助けに入ることはできず、ただ見守ることしかできません。

初めは相手の主張に負けたり、言いたいことを言えずに苦しんでいた方も、経験の中で主張ができるようになり、誰にも頼らずに戦うことができるようになります。

ルールやカウントを覚えるには、それなりに努力が必要なので、合宿中はいつものようにコーチがすぐに手を差し伸べてくれるとは限りません。

自分の声で大きくジャッジをする、コールをするのは、とても勇気のいる行動です。 初めは緊張のあまりコールができず、涙目になってコーチの顔を伺うお子様もいらっしゃいますが、何度も繰り返すうちにハキハキとコールをするようになります。

自分に起こっていることに責任を持つことをまだ幼い子どもに課すのは、見ていて酷なことではあります。

しかし、今振り返ってみてもテニスを通して学んだ、私の人生においてとても大切なことの一つです。

せっかくご縁があって、テニスを楽しんでくださっているのなら、一人でも多くのお子様に、テニスの醍醐味を楽しんでいただきたいと思っております。

二日間の合宿で、テニスのスキルだけでなく、勇気や度胸、そして集団生活の中で優しさや思いやりを身につけていただけたらと思います。

千代田キッズテニスアカデミー副代表　浦上理恵